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2007年
7月03日

尊敬すべき故人が残した笑いと頭の中のカユみ

今日読み終えた、中島らも著の『頭の中がカユいんだ』の話
らもは、『頭の中がカユいんだ』について、読者のためじゃなくて自分のために書いたと言っている
自分のために書いたのがこんなに面白いなんて天才丸出しやなあ

『頭の中がカユいんだ』は、結構ダークな背景描写もちらほらしつつ、でも読んでるとめっちゃ笑ける事が多くて、2回程爆笑を押さえるのんに電車の中で必死になった
そんな中でも、深く心にめり込んできた文章があった(以下抜粋)
「酒も煙草もやらずに、
毎日五キロのジョギングやってますという人はたくさんいるだろう。
ジョギングをしていると、段々に陶酔状態になってくる。
「ランナーズ・ハイ」というのだが、これは脳中に
モルヒネに構造の酷似した成分が作り出されるからなのだ。
ジョギングなどは靴が減ります、と言って
貯金通帳の数字をひたすら眺め続けている奴もいる。
「一日一善」に固執する奴の精神構造というのも、
完全に中毒者のそれだ。
要するにみんなラリってる。
ラリってる中で一番たちの悪いのは思想と宗教にラリっている奴だろう。
ああいうのは僕はこわい。目がすわっている。
睡眠薬の方がまだずっとマシだ。
自分がラリっているのがわかっているからだ。
結局、人間はどっかにポッカリとばかでかい穴があいているのだ。」

人間はボッカリとあいた穴を埋める為に、何かにハマったり生き方に固執したりするのじゃなく、ボッカリ穴があいてるせいで、何かにハマったり固執したりせざるを得ないんかも

その現象から逃れて生きていく事はできるのかな・・・
できひんやろな〜
その人がその人であるために、その人がその人である以上、やっぱり人間はどっかにポッカリとばかでかい穴があいているのだ

うーん、納得!

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