『スカイ・クロラ』ある死なない飛行機乗り達の物語
I.Gでのアニメ化に向け、早速読んでみた、スカイ•クロラ
いつかの時代の、たぶん未来の、飛行機乗りの話
戦争なのか、戦争のショーなのか、勝ってるのか負けてるのか、何故戦ってるのかはっきりしない設定で、主人公カンナミユーヒチは敵を撃墜し殺戮を繰り返す
カンナミも、カンナミを率いるクサナギスイトも、どこか冷たくて何となく闇を背負っているような、そういう空気の中で物語はほとんど説明のないまま淡々と進む
そんな中、カンナミは、クサナギスイトも自分と同じ人種、「大人にならない永遠の命を持った子供」キルドレであることを確信していくー
死ねないカンナミ達は、人生をどう受け止め、自分が自分であることをどんな風に自覚しているのか・・・
この物語は基本的に説明が無い そういう姿勢も微妙なバランスも攻殻機動隊と似通ってるね 今更元ネタを知った感じ
内容としては、最後まで退屈することもなく、ソーメン食べるみたいに読めたけど、何かいまいち・・・
たぶんそれは謎が謎のまま終わってるからと思う
続編の『ナバテア』でも謎は明らかにならへんらしいし
いや、別に明らかにならへんくてもええねんけど、もう一歩踏み込んだ「あーそうなんや」っていうくびれがあってもええんちゃうかな
ただ、カンナミという主人公にはちょっと惹かれた
(貞本義行が描いたらめっちゃ素敵ボーイになりそうな・・・あ、どうでもいいね)
彼自身が作品自体の空気感そのものやと思う
その魅力が、この作品の魅力
これを押井守がどう描くか やっぱり楽しみ



