diaryworksprofile

2007年
12月21日

『もやしもん』

今話題の『もやしもん』を単行本で味わっている

何故か菌が肉眼で見える特性を持つ主人公沢木惣右衛門直保の農大でのキャンパスライフをメイン場面として進む、と〜っても豆知識が増える、ためになるマンガ

とにかく菌達がかわいい!しかもわかりやすく色んな菌の特性が萌えの要素満開で説明されてて、賢くなれる
菌達の会話とか行動とか、対する人間達のたちまわりとか、ギャグも程よく入っていて(がしかしそれ自体はあまり面白くはない)、ユルさとカタさのバランスが絶妙

ただ、1〜2巻くらいは女の子の服装がダセぇ・・・
長谷川のボンテージはキャラ作りとして許すとしても、別におシャレにせんでもええから気にならん程度にはすべし、作者センス無いならせめて資料見ろよ、
とか思ってたけどそれも3巻以降はましになりました

脱線したけど、とにかく菌が可愛くて勉強になるマンガ
はっきり言ってキャラの練りとか全然足りてないし、ストーリー展開もちゃっちいけど、上記の理由で捨てたもんじゃないです
もうちょっとそれぞれのキャラを立たせる事と、それが生きるストーリー、あと顔のかき分けと絵のレベルを上げれば最高のマンガになるかもね
これから先しょうもない恋愛ネタとかで今の面白さが冷めていかないことを強く願う

ヨーグルト食べたくなったなあ

2007年
12月11日

町田康『みみそぎ饅頭』

最近DSのmother3に夢中のあまり、書から遠ざかってはいるものの・・・

いやはや、町田康節にまだ憑かれてるあたしは、今度はエッセイをチョイス
エッセイでもやっぱり、軽いけど独特の読後感は小説のそれと同じにおいであります

この本は現実の町田康が町田康的思考の基で東奔西走する様を、おもしろおかしく綴っている話で、何が面白いかって町田康本人がおもしろおかしく書こうとしている風に思わせず、専ら本物の阿呆者に徹して書いてるところやと思う
その上内容自体はもちろん半端無く笑えます
自分が偏屈である事に気づいて、偏屈を直すために大嫌いなミュージカルや温泉にトライする様、家賃は無駄で損やと気づいてマイホームに向かって四苦八苦する様
重要な問題に気がつくのがいつもいつでも遅すぎる町田康節は炸裂

ところでこの本が書かれたのは町田康が本格的に成功し始めた頃かその前かその後かは知らんけど、あくまでも町田康のエッセイ中の姿勢は売れない金ないパンク歌手であり、だからこそ面白いと感じるエピソードも多く盛り込まれている
それ故、「でもこれ、もしかしたらもう成功してる時期に書いてるんじゃないの?悠々自適ないい部屋で余裕な感じでこれ書いてたんちゃ〜ん?」みたいな懐疑心は振り払って読んだ じゃないと一気に冷めるしな

どっちにせよ、町田康という人にこのみみそぎ饅頭みたいな時代があったのは事実やと想像できるし、彼が異常に面白い人である事には変わりなく、この本は面白かったと断言できますがな
うくく。