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2008年
5月09日

田口ランディ『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』

これまたたまたま読んだエッセイなのだが、思いの他面白かった

内容としては地袋路上通り魔事件、酒鬼薔薇聖斗事件、林真須美事件、野村沙知代問題、オウム真理教など、前に世間を騒がせた色々な事象についての考察が主であり、考えさせられる部分が多かった
そしてどの項にも田口ランディ自身の女性的な(田口ランディは女性である)視点が根底にあるような気がした 
そういう部分に、あたし自身の女の部分が共感したのだと思う
特に野村沙知代についての記述で、「彼女は男社会で生きていたい女であるため、自分以外の女には女らしく控えめな奥ゆかしさを求める」みたいな内容があり、これには納得した 

あたしは女である 外見はもちろんだが、私の内面はいい意味でも悪い意味でもとても女らしい 悪い意味では、「女々しい」という言葉が当てはまったりするのかもしれないが、自分に女々しい部分があることを自覚しているが故に、女々しい女が嫌い
あたしが他人から男っぽい性格にみられる理由は、女々しい感情で他の女とぶつかり合う事をさけるために、女っぽい部分を隠しがちだからだと思う 女ってぶつかり合うとめんどくさいんよね〜
だから今までさっぱりサバサバな性格を武装して生きてきたけど、最近は良い意味の女らしさのある大人の女性になるべく、そんなに性格を装わなくなってきていた ありのままのあたしの女らしさにも良い部分はあるのだから

なんか感想でも何でもなくなってきたけど、自分の女らしさについての考えがちょっと変わってきた今日この頃に、この本を読んだのも何かの縁だ・・・と思わせてくれた、なかなかためになるエッセイだった


2008年
5月09日

リリー・フランキー『美女と野球』

古本屋で何となく買ったこの本、何となく読んでみたものの、はっきり言って大して面白くはなかった
ただこれはリリー•フランキーの実質的には最初のエッセイらしく、そう思って読むとこのちょっと肩の凝る文章も、初々しくないこともない

あたしはリリー•フランキーが好きである その「好き」という感情は幾つかの意味を込めているが、まず、男として好きである いわゆる、タイプ、であると思う 何と言うか、色気を感じる その上彼の発言や表現にアダルトなコンテンツが多い事も色気を感じる事に拍車をかけるのかもしれない かといって下ネタを言えば誰でも色気を発するわけではもちろん無く、リリーであるからこその魅力がなんか、ある(気がする)

そんなリリーの本なので、たいした本じゃないと思ったけどこうやって感想とか書いてみてる 

あまり後に残らない内容ではあったが、その中で一章、ちょっと残るものがあった 「女のヒゲ」という、題名の通り女のヒゲについての章であった リリー曰く、女は男と同じくヒゲの生える生き物であり鼻の下にヒゲ(ウブ毛)の生えているのを処理せず放置したままの女は結構いる なるほど あたしは何を隠そうヒゲを放置している女である というのも、その昔ある女性誌(ananの類)に「鼻の下のウブ毛はあんまりそっちゃだめ!濃くなっちゃうから〜っ」みたいな記述があり、それをそのまま実行していたというわけ あたしは体毛が薄い質なのでそのままでもそこまで気になった事はないが、確かに結構濃いのを放置している人はいる ただ濃いか薄いかではなく、その処理をしているかしていないかが重要であって、リリー的に処理していない女は女ではない、旨のことが書かれていてがーん

そうかそうか、そうだったのか、とリリーの考えを鵜呑みにしたわけではないが、試しにその日、T字カミソリでヒゲを剃ってみた

女レベルが1上がった