田口ランディ『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』
これまたたまたま読んだエッセイなのだが、思いの他面白かった
内容としては地袋路上通り魔事件、酒鬼薔薇聖斗事件、林真須美事件、野村沙知代問題、オウム真理教など、前に世間を騒がせた色々な事象についての考察が主であり、考えさせられる部分が多かった
そしてどの項にも田口ランディ自身の女性的な(田口ランディは女性である)視点が根底にあるような気がした
そういう部分に、あたし自身の女の部分が共感したのだと思う
特に野村沙知代についての記述で、「彼女は男社会で生きていたい女であるため、自分以外の女には女らしく控えめな奥ゆかしさを求める」みたいな内容があり、これには納得した
あたしは女である 外見はもちろんだが、私の内面はいい意味でも悪い意味でもとても女らしい 悪い意味では、「女々しい」という言葉が当てはまったりするのかもしれないが、自分に女々しい部分があることを自覚しているが故に、女々しい女が嫌い
あたしが他人から男っぽい性格にみられる理由は、女々しい感情で他の女とぶつかり合う事をさけるために、女っぽい部分を隠しがちだからだと思う 女ってぶつかり合うとめんどくさいんよね〜
だから今までさっぱりサバサバな性格を武装して生きてきたけど、最近は良い意味の女らしさのある大人の女性になるべく、そんなに性格を装わなくなってきていた ありのままのあたしの女らしさにも良い部分はあるのだから
なんか感想でも何でもなくなってきたけど、自分の女らしさについての考えがちょっと変わってきた今日この頃に、この本を読んだのも何かの縁だ・・・と思わせてくれた、なかなかためになるエッセイだった



