ママになった日 出産記録
間に合えば立ち会い出産しようとしていた旦那の仕事の都合上、「6日の土曜に出てくるんやでえ〜」とお腹に話しかけていたけど、6日AM0:00、何の兆候も無いから「今夜は無いかも」と旦那に電話した2分後、それは突然始まった
あれ?あれれ?何この痛み・・・
今までに無いレベルの腹痛にピンと来て、再び旦那に電話、そしてオカンを起こして「何か今夜陣痛来るかも・・・」
予感は的中 ほどなくして10分おきくらいにかーなーり重い生理痛様の痛みに襲われだして、産院に電話
あたし:「あのーなんか10分おきくらいに陣痛来てる感じなんですけど・・・」
説明してる間も痛みに襲われ1分ほど黙り込む
助産師:「うーんそうですねえ、今の痛みで1分ないから、まだちゃんとした陣痛とはいえないです もうちょっとお家で様子みましょうか」
えー?たぶんこれ本番の陣痛やと思うけど・・・と思いつつ、30分後のAM1:00まで様子を見る事に
しかし30分後、痛みは『重い生理痛』→『重い生理痛+骨盤キック』へと進化して、もう自分では電話すら出来ひん状態へ・・・
オカン:「なんかかなり痛そうにしてて、やっぱ陣痛来てるみたいなんですけど・・・」
助産師:「じゃあとりあえずいっぺん来てみて下さい」
てことでオトンの車で病院へ向かう あいにくの雨の中、車降りてから病院入るまでにも2回ほど痛みの波に飲まれ、びしょびしょになりながらもしゃがみこんで歯を食いしばる そんな状態にも関わらず助産師が診察した結論は・・・
「うーん、やっぱりまだ本格的な陣痛ほどNSTの数値も無いし、これたぶん前駆陣痛(陣痛の前兆である子宮収縮)でしょうね、たぶん今夜はこのまま痛みも収まっていくと思いますよ
居るんですよねえ、こういうのが毎夜数日続いて、その後で本番の陣痛来る方って 特に初産だし仮に今夜これが本格的な陣痛になるとしてもまだまだ子宮口開くまでにかなり時間かかるので、いったんお家帰って下さい たぶん収まるから、そしたら明日またウォーキングしてくださいね〜」
え!?ちょ、何言うてんの?このおばはん、アホなん?
絶対これ陣痛来てるって!てゆうかそうじゃないと困るし!こんな激痛が数日毎晩来たら死ぬ死ぬ、絶対死ぬ自信あるから!
というあたしの気持ちは言葉にならず、代わりに出てきたのは「はぁ、、じゃあいったん帰ります・・・」という素人なりのへりくだった言葉
仕方ないから、早朝京都にむかうはずやった旦那にオカンがとりあえず待機の連絡
しかしどっこい、帰りの車内でも帰ってからも痛みはどんどこずんどこきつくなり、さすがに見かねたオカンが病院に電話
オカン:「あの..やっぱり陣痛みたいで、できればもう入院させてもらいたいんですが・・・」
ポンコツ助産師:「そうですか??ちょっと怪しいけど朝の診察8:30からなんで、そのときまでまだ痛みがあればその時間に来てもらってもいいですか?」
オカン:「8:30ですか!?ちょっとどう見てもそれまで持ちそうにないんですが・・・」
ポンコツ助産師:「うーん、、そうですか?じゃあわかりあした、7:30に来て下さい」
というやり取りの後、なんとあたしはそれから2時間あまりを家で絶叫しながらひたすら耐えるという苦行にさらされることになったのだ
記憶、きれぎれ・・・
やっと時間が来て再びオトンの車で病院に向かう途中、もうあまりにも耐えられなくなり、ものっっすごいイキみたい感覚に襲われだした
陣痛の前兆とかゆうレベルじゃなくて、完全に体が胎児を押し出そうとしてるのがわかった 耐えられずにあたしは絶叫しながらイキんでしまい、その瞬間、あったか〜いお湯がダダーッと流れ出してきた
「破水!」必殺技の名前みたいにあたしは叫び、病院についてまず、ポンコツ助産師に破水のことを告げる
するとそいつは綿棒で流れ出た液体を採取し、「えー?破水じゃない気がするけど」という信じられへん一言を吐いたのだ
んなもん、誰が間違うねん!!!
思いながらも声には出せず、ただ絶叫を繰り返すあたしに「うわ、すごいな、大変やなこの娘」と吐き捨てるポンコツ助産師に殺意MAX
そこへやっと救世主現る、担当の先生、軽く診察して一言
「破水してるね、あ、もう子宮口8cm開いてるわ、これもうすぐ生まれるで」ほらみたことかー!!
ということで、やっとあたしが出産の入院患者として正式に認定されたのはAM8:30のその時であり、それから慌ただしく分娩着に着替え、分娩台に移動して、わずか1時間後の3月6日のAM9:31、無事に2590gの女児を出産 結果的には犬並みのスピード安産で、急いで駆けつけていた旦那も間に合わず・・・残念
あたしは夢中で産み落とした赤ちゃんと対面した瞬間、あまりの感動と激情で号泣していた まっさらの赤ちゃんを抱っこして「かわいい!!!」と、未だかつて経験した事のない、愛しくて愛しくてたまらない感覚に包まれた
ありえへんくらいに、とにかく愛しいのだ
人間って、女性って、ほんまに凄い
それにしても最初に病院行った時点で入院させてくれてたら旦那の立ち会いもギリで間に合ったのに!!と、ポンコツ助産師もどきへの不満が残る
まあ、上出来のお産で何よりでしたが
とにもかくにも、その日あたしはママになったのでした



